2026/08/20
【コラム】老化の進行速度が減速する可能性?「ビフィズス菌BB536」を用いた最新研究に注目
「年齢を重ねても、自分らしく活動したい」
そんな思いを持つ方は多いのではないでしょうか。
最近では、年齢を重ねることと健康の関係について、さまざまな研究が進められています。
今回は、森永乳業から発表された「ビフィズス菌BB536」を用いた新しい研究をもとに、毎日の食事・運動、そして腸内環境について考えてみましょう。
「年齢」だけではない?注目される老化研究
私たちは誰でも、毎年ひとつずつ年齢を重ねていきます。
一方、近年の研究では、単純な年齢だけではなく、身体の状態をさまざまな指標から捉えようとする研究が進められています。
そのひとつが、DNAの「メチル化」と呼ばれる変化を利用した老化関連指標です。
DNAメチル化のパターンは加齢に伴って変化することが知られており、複数の情報を組み合わせることで「老化の進み方」を捉えようとする研究が世界的に行われています。
森永乳業が発表した新しい研究とは?
2026年7月、森永乳業は「ビフィズス菌BB536」を配合したプレーンヨーグルトの摂取と、食事・運動習慣の改善を組み合わせた臨床試験の結果を発表しました。
研究の対象となったのは、50歳から74歳までの過体重の男性48名です。
1日100gの「ビフィズス菌BB536」配合プレーンヨーグルトを摂取
毎日の食事を記録し、食べ過ぎや間食、加糖飲料などを見直す
ウォーキングなどの運動を1日30分・週3日以上を目安に行う
3か月の生活習慣改善で示された変化
その結果、通常の生活習慣を続けたグループと比較して、取り組みを行ったグループでは、老化の進行速度を示す指標「DunedinPACE」が有意に低下しました。
BB536配合ヨーグルトの摂取に加えて、食生活の見直しや運動を組み合わせて行った研究です。
大切なのは「毎日の積み重ね」
今回の研究で特に興味深いのは、何か特別なことを一度行ったのではなく、3か月にわたって毎日の生活習慣を見直している点です。
健康づくりというと、何かひとつの食品や成分に注目しがちですが、まず大切にしたいのは毎日の生活そのものです。
改めて注目したい「腸内環境」
今回の研究で使用された「ビフィズス菌BB536」は、森永乳業が1969年に乳児から発見したビフィズス菌です。
ビフィズス菌は主にヒトや動物の腸内にすみ、酢酸や乳酸などの有機酸をつくることが知られています。
年齢を重ねても健やかな毎日を過ごすために、食事や運動とともに「腸内環境」について考えることも、毎日の健康習慣のひとつといえるでしょう。
今日からできることから始めてみませんか?
健康習慣は、無理をして一度に大きく変える必要はありません。
✓ 食べ過ぎていないか振り返ってみる
✓ 間食や甘い飲み物を摂り過ぎていないか確認する
✓ ウォーキングなど、無理のない運動を取り入れる
✓ 毎日の食生活と腸内環境を意識する
こうした小さな習慣なら、今日からでも始められます。
まとめ|これからの健康を「毎日の習慣」から考える
この研究からも改めて考えたいのが、健康づくりは「何かひとつ」ではなく、毎日の食事・運動・生活習慣を積み重ねていくことの大切さです。
年齢を重ねても、自分らしく健やかな毎日を送るために。
まずは今日の食事や運動から、できることをひとつ始めてみてはいかがでしょうか。