2026/09/16
【コラム】直腸がんとは?知っておきたい症状と大腸がん検診の大切さ
直腸は大腸の一部で、 直腸に発生するがんを「直腸がん」といいます。
大腸がんは、早い段階では自覚症状がほとんどないこともあります。
だからこそ、症状について知るだけでなく、 症状がない段階から定期的に検診を受けること が大切です。
今回は、直腸がんについて知っておきたい基礎知識と、 大腸がん検診についてご紹介します。
そもそも「直腸」ってどこ?
大腸は、消化管のうち小腸に続く部分で、 大きく「結腸」と「直腸」に分けられます。
直腸は、大腸の肛門に近い部分に位置しています。 この直腸に発生したがんが「直腸がん」です。
大腸にできるがんのうち、 発生した場所が直腸であるものを「直腸がん」と呼びます。
早期には自覚症状がないことも
大腸がんは、早期の段階では 自覚症状がほとんどないことがあります。
そのため、 「お腹が痛くないから大丈夫」 「便通に問題がないから大丈夫」 とは限りません。
知っておきたい大腸がん・直腸がんの症状
大腸がんが進行すると、 便やお腹に関係するさまざまな症状が現れることがあります。
大腸がんでみられる代表的な症状のひとつが血便です。 便に血が混じったり、便の表面に血液が付着したりすることがあります。
これまでと違って便秘や下痢が続くなど、 便通の変化が現れることがあります。
以前と比べて、便が細くなったと感じる場合もあります。
排便をしたあとも、 「まだ便が残っているような感じがする」という 残便感がみられる場合があります。
症状だけで自己判断せず、 気になる症状がある場合には医療機関を受診することが大切です。
「痔だろう」と自己判断しないことも大切
便に血が付いているのを見ても、 「きっと痔だろう」と考えて、 そのままにしてしまうことがあるかもしれません。
実際に痔によって出血することもあります。 しかし、血便は大腸がんなどでもみられる症状です。
40歳から意識したい「大腸がん検診」
日本の大腸がん検診では、 男女ともに40歳以上の方を対象に、1年に1回 の検診が推奨されています。
一般的な検査方法は、 便潜血検査(免疫法・2日法)です。
便潜血検査では、 便の中に血液が混じっていないかを調べます。
「何も症状がないから受けなくても大丈夫」と考えず、 定期的に検診を受けることが大切です。
「要精密検査」となったらどうする?
便潜血検査の結果が「要精密検査」となった場合は、 必ず精密検査を受けることが大切です。
精密検査では、 一般的に全大腸内視鏡検査などが行われます。
症状がある場合は「次の検診」を待たない
大腸がん検診は、 基本的に症状のない人を対象として行われるものです。
血便などの気になる症状がある場合は、 「次の検診まで待とう」と考えるのではなく、 医療機関を受診しましょう。
→ 定期的に大腸がん検診を受ける
気になる症状がある場合
→ 検診を待たず、医療機関を受診する
まとめ|症状がなくても、定期的な検診を
大腸がんは、 早期には自覚症状がほとんどないこともあります。
そのため、 40歳以上になったら定期的に大腸がん検診を受けること が大切です。
また、血便や便通の変化など、 気になる症状がある場合には、 次の検診を待たず医療機関へ相談しましょう。
自分の身体について知り、 定期的な検診を健康管理のひとつとして取り入れていきましょう。