2026/10/01
【コラム】NHKでも注目「腸と心」の関係とは?毎日の食事から考える腸内環境
「心の健康と食事に関係があるの?」
「腸と心はどのようにつながっているの?」
そんな疑問を持った方も いらっしゃるのではないでしょうか。
近年、腸内環境と心身の健康との関係について、 さまざまな研究が進められています。
今回は、番組で紹介された研究をきっかけに、 「腸と心」「食事と腸内環境」 について考えてみます。
9月27日のNHKで紹介された「食事」の研究
9月27日のNHK「おはよう日本」では、 うつ病と食生活の関係について研究する オーストラリアの研究者による臨床研究が紹介されました。
番組では、約60人のうつ病患者を 「食事指導を行うグループ」と 「社会的支援を行うグループ」に分け、 3か月間比較した研究が取り上げられました。
食事指導を受けたグループでは、 野菜や果物、魚介類、オリーブオイルなどを取り入れた 食生活がすすめられ、 社会的支援を受けたグループと比較して うつ症状のスコアがより改善したことが紹介されました。
「腸」と「心」はまったく別のもの?
腸というと、 「食べ物を消化する場所」 というイメージが強いかもしれません。
しかし現在では、 腸内細菌をはじめとする腸内環境と、 私たちの身体や脳との関係について さまざまな研究が行われています。
NHKスペシャルでも、 腸内細菌の多様性や身体の炎症などと うつ病との関係について研究が進んでいることが 紹介されました。
「これさえ食べれば大丈夫」 「腸内環境を整えればすべて解決する」 と単純に考えるのではなく、 毎日の生活全体を見直す視点が大切です。
毎日の食事と「腸内環境」を考える
腸内には非常に多くの細菌が存在しています。
そして、私たちが毎日何を食べるかは、 腸内環境を考えるうえで大切な要素のひとつです。
特定の食品だけに偏るのではなく、 さまざまな食品を組み合わせながら バランスよく食べることを意識してみましょう。
今日から意識したい3つの食習慣
野菜や果物には、 食物繊維をはじめとするさまざまな栄養成分が含まれています。
一種類だけに偏らず、 いろいろな食品を日々の食事に 取り入れてみましょう。
ヨーグルト、納豆、みそなど、 日本の食卓にはさまざまな発酵食品があります。
特定の食品を大量に食べるのではなく、 毎日の食事の一部として バランスよく取り入れてみましょう。
健康を考えるとき、 「何を食べればよいか」に目が向きがちです。
しかし、一つの食品だけに頼るのではなく、 主食・主菜・副菜など、 食事全体のバランスを考えることも大切です。
食事だけで「うつ病」を判断・治療しない
しかし、うつ病にはさまざまな要因が関係しており、 食事だけで原因や治療法を判断することはできません。
気分の落ち込みなどの症状が続いている場合や、 日常生活に支障が出ている場合には、 食事だけで解決しようとせず、 医療機関などの専門家へ相談することが大切です。
まとめ|「腸と心」をきっかけに、毎日の食生活を見直してみる
腸内環境と心身の健康との関係については、 現在もさまざまな研究が進められています。
だからこそ、 「この食品を食べれば大丈夫」と考えるのではなく、 野菜や果物、発酵食品など、 さまざまな食品を取り入れながら、 毎日の食生活全体を見直してみてはいかがでしょうか。
食事、睡眠、運動など、 日々の小さな習慣を大切にしながら、 健やかな毎日につなげていきましょう。
NHKニュース「おはよう日本」
NHKスペシャル 「病への挑戦 第2集 うつ病克服へのカギ」